20150416 晴れ

アルバイトに行き、課題はまだあるものの、日々が一歩一歩。
まあ、一から出直しだから、当たり前か。

価格破壊 (角川文庫)

価格破壊 (角川文庫)

かなり古いが、この本は、まだインフレしか体験したことがない日本で、初めての業界では あり得ない社会で起きる価格破壊をストーリー化したもの。デフレの世の中で、逞しく価格破壊を実現し一躍大企業に登り詰める会社の話。かなり古い小説だが、その当時は新鮮に読めたものだ。その存在感は今でも新しい。SF小説しかコレクションとして読まない私が衝撃を受けた一冊だった。予言ではないが、インフレを体験した私が初めて いつかこういう時代がくるのでは???と若い頃は考えていた時だった。それ以外は筒井康隆ばかり読んでいた(衝動で購入した社会 政治他もつまみ読み対談なども当時は読んだが)ほとんどが、考えてみれば心理学的な好奇心への道のベースとなった。物語はかなり心理学と近い部分があるのだが、実は今は小説を読まなくなり、啓蒙書や現実にある現象を理解できるものばかりで フィクションは、映画ばかりになってしまった。
映画になってしまったのは脳が休まるからだと思う。考えてばかりいる本は、ものすごく疲れてしまうが、映画になるとあんまり考えなくて良いからだ。小学生時代には児童書を読んだりしたが、いつからかだろうか?作り話に興味を失い、どうせ作り話なら個性的で馬鹿げた退廃的な自虐的知性を求めていた。今は何年か前から、ハリーポッターを機会に、児童書に触れて以来なるべくピュアなものを、受け入れたいと思えるようになった。それは日頃大人の考え方で酷使し疲労困憊した頭に新しい風を取り入れる事でBALANCeをとれる為かもしれない。
つい最近は、久しぶりに仕事に関連した本を購入したが、本当に新しい内容がごくわずかだ。どうも開拓の方向性が間違っているのか?と考えていたりする。
宇宙はいい。
あらゆる囚われた気分がなくなる
宇宙を考えていると、日常の小さな事が、どうでもよくなる。不思議でいっぱいだからだ。
自分がいつも…ありのままで、いられる。
今の自分が生きて元気で暮らしているのは、きっと宇宙関係の本を読んだり観測していたからだろうと思う。