20120617曇り空(かなり厚い雲)

昨日の夜は愛犬スバルが何をどうしてか壁と柱にチェーンを絡ませて身動きがとれなくなり深夜に泣き声で気がつき、チェーンを直して自宅に入れてさて、寝ようかとしたら…また騒ぐので外に出したらしい。睡眠時間が減り読書時間も深夜におよび今日は寝不足モードだ。

それでもサイモン シンの直球作品 「宇宙創成」の内容がとても素晴らしいので、この幸福感は、たまらない。 フェルマー以来サイモン
シンの魅力は私の心を捕らえて離さない。 この方の作品は全部読みたいとさえ思う。私は一般の主婦で宇宙に初心者であり多少は読んでいるが、一番知識不足能力不足の読者に気をきかせた図形説明話の流れ、他にも、こういう授業が仮にあったなら、誰もが宇宙に興味をもち考える力をつけるのではないか?とすら思う。

本当に全てがスムーズで読みながら飽きる事が全然ないのが凄い。百頁があっという間で、ものすごく集中できて読める。
難しい内容をかみ砕いて読者に伝えるのは結構大変だと思う。ましてテレビや何かにちょっと見た聞いただけの中学の授業の微かな記憶だけの科学離れした人に、この後どうなるのだろうか?と思わせるノンフィクションならではの迫力を出せる直球本なんて、私には初対験で青木 薫氏の訳も素晴らしいのかもしれないが
ワクワクして読める。
きっとものすごく詳しい人であれば余計に凄みを感じるんだろうなと思った。一番良いのが私にとっては理解に誤解が少ない図形説明や内容説明の頁がものすごく計算されたかの場所にくる事、これが一番「凄み」を感じた。頭の良い人は理解の少ない人の感覚が想定しずらいはずで、それをなんなくできている文章説明の部分が驚きだった。
まだ途中ですが、大切な一冊になると思う。深い人間性に対する洞察力と敬意の表しかたや尊敬をもつ読者への愛情すら感じることも含めて自分のためにもなる尊敬すら感じる本だと思いました。

沢山知るたびに
この一冊が
重みが出るような
経験をこれからもしたいです。
まだ理解にはほど遠い未熟な読者の一人として…
本に失礼のないような理解をしないと…と実感した一冊です。
良い本は、本当に心が動かされます。
そういった出来事は人生に沢山はありません。感謝です、私は一冊の本の一節の感動が自分の中で理解したいと心情的に
思いながら、挑戦できたり頑張ってみたくなったりします。
幸せな経験をいつもありがとうと感謝します。