気月

今の僕が良いか悪いか?なんて君には無関係のことさ
君が僕をものすごく罵倒して怒った時に、ようやく本音で会話をした気がした。
僕は…ずっと
ずっと
その言葉を勇気がなくて言えなかったんだ。
くまのテディベアを抱いて、さみしいと泣いていた僕がいて、いつも勇気がなかったんだ。。
ごめんよ。
君が実はいつも
私が用意した言葉を待っているのを知っていて、実はそれを今回やめたんだ。
テディを捨てて
涙を捨てて…
悲しみの言葉を選んだのさ
月の裏側にだって
違う世界があるだろう? 僕は実際に知らなすぎて 今回失敗してみたかったんだ
テディは…もうないし
涙の意味も…今は なくなったんだ。自由を手に入れて解放されて、君が罵倒しているのを冷静に聴いていたんだ。

ずっと
ずっと
嫌われたかったんだ
君という存在に…。

君が怒り狂ったとき
やった!と思ったんだ。
月にロケットを打ち上げたみたいにさ

そして僕にかけられてた魔法は一瞬で解けたんだ。歓喜したよ
それが良かったんだと思った。
本当の僕の姿は鏡に写すと、全然違っていた。
僕の本音も全然違っていた。
ようやく、始まるんだ。 そして全てのドアは、開けられ、1つの空間が生まれた。
僕が悪いんだ。
解っているんだ。
ずっと、言えなかったんだ。ずっと。

今は僕が何者か、なんて君には興味ないだろう?
嫌いになれば
愛せなくなれば
涙の意味がなくなれば

だから
もう

懐かしむ必要は…ないよね、あう必要もない
魔法はとけて

今はこれから自分を
ちゃんと生きていける。

僕は自分に嘘をつくのは
本当に嫌なんだ。

僕が悪いんだ。
僕はいつも僕を知らなすぎたんだ。

ただ…それだけのことさ