20160422 曇り

昨夜か、時間はさだかではないが…。昔企画というものを初めて意識させ、音楽性に魅了させられた天才princeが亡くなった。昔は友人から散々デカダンスだとか、あんなの音のコラージュやアイディアがうまいパクリとか批判されたっけ。私には十代に日本のパンクバンドからロックへの移行のきっかけになったロックのprinceだが、今回の悲報に言い知れない脱力感と、逆に感性で理解する事を教えてくれた大切なミュージャンだった。絵画は学問に音楽は数学につながった感性が実はある。音楽性を知れば美意識を簡単に理解できる。とはいえ流れが理解できるだけだが、今は音楽性にスピリッツを求める事は減ったが、昔は多少の思想とリンクしていた。私は音楽の好み原点はjazzで古典物理はとても近い、そうしたように脳で理解する感性では、ヘビィメタルはトポロジィと時代は全てが歴史にあるように、全てが同軸で新しい時代の感性がある。今はAKBなのは幼稚な精神を楽しむネットワーク時代だからだ。それがあらゆるジャンルでコラボレーションして違う流行が始まった。そうした共有する情報が簡単になるに従って、世界は一見狭く感じながら、実は仮想現実が支配する複雑な世界を新たに構築して十年の月日が流れた。何を言いたいか、脱線したな(笑)。ともあれ、彼の音楽性は知的水準が高く素晴らしい音とプロデュースで衝撃的だった。セクシーさが実はあまり関係なく聴いていた。とにかく音が凄かった。つい最近はprinceは時代の流れを早く理解するのにたけすぎて、進みすぎて途中は理解されない記号化の名前にしたりしたが、天才は実際には全然理解されない部分もある。それが天才たる由縁なのだが、その天才と出逢えた影響されたからこそ、いまだに美意識を探求できるのかもしれないと、心から感謝している。

今日は一日脳にprinceの音楽が鳴り続けていた。
不思議にそれでも仕事をできたのが、良かった。

死ぬに急ぎすぎる天才はとても多い。そうした生き方しか出来ないのも理解してたし、そうした諦めも初めからあったけど。。やっぱり辛いなぁ。(泣)

ありがとうprince。
沢山powerをもらい、何回も自分の道を切り開く進化するきっかけになった。本当にありがとう。


彼の音は天から降りてくる神との対話に似ていた。見えない本質の姿は、いつも意外なものだ。