20150410雨
今日は勉強をちょっとして、NHKのニューヨーク白熱教室を見た。
テーマは超弦理論の講義です。
宇宙の暗黒物質やビッグバンについて、宇宙の形宇宙の物質構成 超弦理論は11次元の説明と平行宇宙の話。アインシュタインの相対性理論や量子物理学 の統一を考えた新しい講義かと思いきや、観測データで現在明確にされている宇宙の観測結果と、ありきたりなドップラー効果説明と、ビッグバンの残り火の現象、…なんだか 何年か前に解ったそうな仮説に終わりました。簡単な内容で、ちっとも楽しくなかった。ワームホールもタイムトラベル説明も、つまらなかったなぁ。だけど、一つだけ良かったのは、アインシュタインの考え方を変えてビッグバンが何回もあったとか、結局はアインシュタインの論理を拡張した内容だった事と、世界は始め原子から始まったという量子力学の考え方を批判した内容だった事だ。それについての批判の補足説明がない事は、なぜか解らないままだった。ヘリウムと水素まで説明しながら、なぜそうなるか?を講義では触れていない。後は物理学会では ありきたりな凡庸な論理で終わってしまい、本来の超弦理論の本質を表現しきれてなかったように思う。ブラックホールの存在についても、現象を説明して終わりになり、こうした個々の説明だけで終わっている。やはり重力についての講義が少ない為に暗黒物質との関係性が理解しずらい。
要するに、そこに幽霊が三人いて、幽霊は何者か解らないという、嘘臭い話を無理に聞いているような学者は結局けち臭い話で終わっている内容だった。残念だったー。。
やっぱり超弦理論についてもっと詳しく説明して欲しかった。
つまり、超弦理論の本を読んだりしたほうが楽しさは解りやすいという事。まあ、所詮はテレビですね。期待していたので、かなりガックリです。
アインシュタインを超える―宇宙の統一理論を求めて (ブルーバックス)
- 作者: ミチオカク,ジェニファートンプソン,広瀬立成,Michio Kaku,Jennifer Trainer Thompson,久志本克己
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1997/03
- メディア: 新書
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こうしたのを読んだほうが良いかも???