20140917晴れ

今夜は朧月夜になり、水蒸気が空をみたして、月明かりがなんとも幻想的になった深夜に、この前以前読んだ臨死体験という本からの研究を特集した現代版をNHKで放送していた。だいたいは調べて知っている内容に近いものだったが、久しぶりに番組放送でこの内容を視れるとは、ちょっと驚きがあった。私は脳のどこを刺激すればこういう現象を起こすかを調べて医学的に解明されているところまで、理解しながらもその刺激部位が知っているものとは違い、いろんな発見がまだまだあることでも、結構脳の研究はこれからも進んでいく楽しみを期待したりした。
私もまだ精神の不安定な年齢に、似たような体験があるので、こうして単に宗教的な考え方から離れて、こういう現象を起こすのが人間という、ものだという冷静な見解があったほうがいい。勿論その現象を、宗教的だとか医学的だとか、いろいろ個人レベルでどう解釈しても自由と思っている前提で。

秘められた脳の生きる為に、備わった力でもある以上 それで生命を維持する機能の一部としても、凄いと今は思っている。

まあ、かなり現象を体験するほうは、神秘体験のショックで当事者は結構人生感がガラリと変わってしまい大変なのだが、それは別問題として。

それにしても、こんなマイナーな分野を番組にするという事のほうが驚きだった。
堂々と死を語る時代がきたのかもしれないが、ニセ科学にならないように
信頼できるような、研究であってほしいと思う。
人は古来から死にたいして、長く考えてきた生き物だ。死を語る時、一つ言えることは、ますます生きる事に対して真剣に考えられるきっかけになると思う。

こういう体験をしている人がいて、同じ体験をしたい人がいるらしい事を知り、結構私は長年コンプレックスだった体験を 羨ましく思われたことがあったが、本当に世の中いろんな人がいるとつくづく思ったが、今では現代の研究として一般的に知られるようになり、私はそういう意味では普通なんだなぁと安心したりする。

それにしても、こういう体験のことには私は原因を知りたくて、しつこく本を読んでいるので、いつも恐怖感より好奇心が勝ってしまう。(笑)
痛い思いも時には、薬になるのだと思ったりする。