20130827晴れ

相変わらず足が痛くて、いけません。
たかが捻挫と甘くみていたので、自業自得です。
まあ〜痛いのも生きている証拠ですね。

宮崎作品はまだ見ていませんが、今回ファンタジーではないと言われていましたが、やはりある意味ではファンタジーだと認識しました。宮崎自身こうした恋愛をしたことがないと言っていましたし、想像しにくいストーリーを想像して恋愛ドラマを表現するのは、とても困難な面倒くさい映画だったと思います。群衆のカットが一番面倒くさかったらしいですが、一番素晴らしいカットだと思います。一般大衆全ての人が生き生き表現できているのが宮崎作品の凄いところです。主人公だけが主人公ではありません。そういったところが同じ意見です。
ブームが終わってから、冷静にゆっくり見たいと思います。零戦の飛行機は小さな頃憧れの飛行機でした。何回も兄の飛行機の本を見ていたものです。美しい飛行機です
恋愛シーンは期待できませんが、(宮崎作品は恋愛はいつも下手だなぁと思います、手塚様もそうですが女を表現するのは下手です)経験した事がない事を表現していく意味では表現とはファンタジーでもあると思います。

戦争をテーマにした作品を挑戦したのは厳しい仕事だったと思います。

私も、破壊力があるものに太刀打ちできない巨大な世界に初めて向き合いつつはじめた読書だったので、その矛盾が理解できる特集でした。

戦争は嫌いなのですが、兵器は美意識で見ると美しいのです。
要するに、兵器ではないならいいだけなんです。

人が時代で平和利用するか戦争道具にするかを、決定しているだけの事で
私の父親も爆弾の工場に若い時に働いていたそうです。
舅の青春も戦争でした、戦争時代は私には理解できないほどに苦しい経験を沢山してきたのを話でききました。

沢山の子供達に戦争を知るきっかけになり、理解できなくとも諦めないで理解するきっかけになった映画がある事は、とても良かったと思います。
全然解らない事に触れるというのは私にも大切なきっかけになりました。 物理がそうです。
とても良い特集でした。
結構似た事を一部考えている方なので理解しやすいです。

私も他人から見て面倒くさい事を率先して趣味に選ぶほうなので、そんなもんかもしれません。

ちなみに面倒くさいという言葉は大嫌いです。

特集で老いてとありましたが、老いてあれだけの仕事をできる人はそういませんし、日本人の美意識が主人公中心ではない事を理解しやすい映画だと思います。周囲がメインで主人公はサブでしかない。それは日本人だけがもつ美意識だと思います。そういった意味で凄いといつも尊敬しています。

何を考えているか、わかりずらい主人公というのが、とても素敵ですね。

わかりやすいのは、いけません。
わかりやすいのは、いつも面白くないんだよね。
わからないから、良い
わからないから、やってるし、わからないからやれるんですし。

わかるなら、やらなくていいことなんです。

わかりずらい事は大変面白く思います。
アニメーションを制作した事がありませんが理解に遠くても見たいと思います。

一番見たいシーンは群衆シーンと飛行機制作かもしれません。
主人公になった実在の人物の本も読んでみたいです。古い本は日本語表現がものすごく面白いです。とても新鮮に読めます。

今夜は痛み止めを飲んで寝ようと思います。

イプシロンは発射しませんでしたが、まあロケットが爆発しなかっただけ良かったですね。