20160121

昨夜に、新しい本を一気に読んだ。
今更だが、過去のライブドア事件の内容が気になっていたので。
対談形式での内容で、自分がいったい何にひっかかっていたのか読みたかったのかが、実によく解った。
マスコミが騒ぎ立てていく社会現象をひたすら一方的に無理に付き合わされて見せられている立場としては、実はほとんど事件を知らない側でニュース自体がこれは妖しいとしか思えないことは多い。

改めて、マスコミが社会が突然に騒いで意図的に「悪人」にしたてあげストーリーをでっち上げて事件をつくりあげていく過程がある事を改めて知った。それで、ターゲットを決めてさばき始めるのだ。本人すら知らないやってない事をでっち上げる。
そうした歪んだ社会現象を今回リアルに解りたかった。要するに、社会の全体主義が皆で嫌われものをでっち上げターゲットを引きずり降ろすような現象を、とても今回リアルに理解出来た。

例えば、突然この人は、犯人とテレビが騒ぎ立てはじめる時に、私はなんの情報もなしにちゃんと判断できるかどうか?という事だ。私ではなくとも、そんな事を出来るわけがない。決めつけて、安易に判断してくる人が影響力をもった時の社会的損害はかなり大きい。 決めつけてくる人のものさしが絶対だと押し付けられた時は、単に安易な感情論になって襲いかかってくる。脳は暗示にかかりやすい。逆に決めつけていく人は、周りが見えていないが達成する迷いは少なくエネルギーが一点目標になりやすい。。ただひたすら誤解は沢山増えてしまう。極端すぎて…やはり私は苦手だ。過程を理解できない人が多い。

数字で考えたら、そう少ない攻撃者でも恐怖を利用する事で、実際に成功してしまう。

とても非生産的じゃない建設的じゃない方向に話がいく。嫌になる内容だが、それが事実に毎日出来事として起きている。

気をつけて危機感をもって改めてテレビというものを情報というものを理解したいと思った。

社会で言う嫌われ者は必要だ。
優等生では、状況を何一つ変えられない。
それを実感する読書でした。
嫌われるのは、単に論理的で合理的思考だからかもしれないが。
それが理由なら、なんかものすごく許せないものがある。
私の場合は、多分その矛盾がものすごく頭にきているストレスがあるのかも。矛盾のストレスで気になっていたようだ。
ゴミ情報は聞き流せて、割りきれるようにしたい。
あわせて二冊脳科学の分野を読んだ
一冊一時間位。
だいたい一日二冊以上読むと、一年に軽く千冊になってしまうなぁ。
出費が激しくなるので、図書館にお世話にならないと大変。

二冊目はクオリア研究の有名人の著書。
ここら辺はもうざっと理解しているので、普通だ。共感が簡単にできる。

老害といわれる年齢になったが、実際に年齢だけで判断されたりするのも、かなり無理があり矛盾があると改めて思う。