映画

映画で主人公が悪魔と対決する映画を見た。
ストーリーは主人公が優秀な弁護士で連戦連勝している、ある日きた依頼は女学生に性的な猥褻な行為をする教師に対しての弁護側に立つ日、手を洗いながら、教師の罪に気がつき、心にある良心が痛み顔を洗うシーンから始まる。弁護側の勝利になり、それを機会に連勝がきっかけに敏腕弁護士として、有名な事務所に引き抜かれ、都会の有名な会社にエリート弁護士として活躍する事になる。手に入れた地位、所得、贅沢は毎日、だが幸せとは一変して彼はだんだんと良心を捨て正義を捨て神に背き野心と攻撃的な性格に変貌し仕事に荒れ狂うようになる、手に入れた家も素晴らしい生活も、それなのに幸せな夫婦生活もどんどん壊れていく。夫婦で妻は精神が異常になり、主人公は上司が悪魔に見え最後はその上司が母の昔の恋人で実は本当の父親であると知り、その父親から姉と交わり、新しい子孫を望まれて、悪魔の父親の異常な望みを断る為に、自らピストルで頭をいぬき自害する。そこで悪魔は悲鳴を上げて滅びるのだが実は、その全てが一瞬の悪夢だとふと我にかえり、連戦連勝の裁判に初めて自らの良心に従って怪しい教師の弁護人を突然降りる事にする。最後には、悪魔の誘惑に勝つのだが…その正義感から、記者に尊敬の声をかけられた後、それもまた悪魔だったというエンディングだ。

なかなか内容には、良心をテーマにして悪魔との対決を表現した内容だったが、うまく解らないシーンも多かった。まあ、それでも面白い作品でした。


映画は現実とは、かなり違う。弁護士は良心だけで働いているだけじゃない。依頼人や依頼する会社の仕事をするのが弁護士だ。それに裁判と言っても法に対して正義がなんであるかは、立ち位置や立場によってで決定される。場合によっては厳しい仕事になるのが弁護士だろうけど、アメリカでは聖書に手をおいて先ずは神に誓う事から裁判は始まり、正義を誓う事から始まる。日本とかなり事情は違うが、それだけアメリカでは神や良心に従うという心をもつ事が大切になって社会現象まで引き起こすほどの影響力が裁判にあるのだろう。日本のテレビには、そうした弁護士スターは今のところはいない。
アメリカらしい映画だったが、久々に自らの良心というテーマになぜかドキッとした。