番組

長い間見れる時は必ず見ている番組がある。
その番組に宗教と科学について放送していた。そう、たかじんのなんでも言って委員会という右寄りの番組だ。なかなか面白い番組で政治宗教科学など著名な方々が出てくる。今回は一番触れてはいけない宗教がテーマだった。まあ、宗教については日頃かなり適当な私でも、なかなか面白い討論内容になっていた。
相変わらず番組過激だが、ほとんど偶然同じ意見が科学者よりになっていた自分を再確認してしまった。つい最近はそれが自分の尺度や常識と当たり前になってしまったなぁ。
神社の教えは古事記らしいが、実はあまり納得いかなかった。でも改めてそれを知り、なぜか新鮮に思えたのは古事記は知っているが生活面と結びつかなかった事とやっぱり神のimageが全然違うせいかもしれない。

カルト宗教を題材にしていたテーマもあったが、共通点は自分と向き合い反省や懺悔がない宗教はカルトという事がsimpleに頭に浮かんだ。暴走しやすさは精神の未熟さを異常さを見る。反省や懺悔は自分が痛み傷つく、普通人間には一番苦手な能力でもある。誰だって自分に甘いほうを楽だから選ぶ。逆に厳しくしすぎても間違いでバランスが悪い。心理学がなかった時代には宗教が神の名前をかりて病人のメンタルや癒し、健全な精神の再生を促してきた。
どちらにしても、宗教問題の影には家族問題があり、カルトの影には精神異常と洗脳の恐怖がある。問題の本質はいつも全然見過ごされ話題にならないという事が、一番問題なのかもしれない。
初めから問題点が違う時は、とかく人は間違ってでもラベル貼りをして決めつけたがるものだ。迷惑な事は、それでどんどん論点がずれていく。
番組に科学が発達したら頭はアインシュタインで顔は福山雅治とかいう人間を作れると言っていたが、アインシュタインは物理に有能だっただけで、人としてどうか?と言われたら かなり変わった人で普通の人のほうが、あらゆる面でコミニュケーション能力も日常の暮らしも能力は高いし、かなり多くの人が誤解をしているのでは?と思う。 福山も特別、どこが良いか私には解らない。
科学が進んでも多様な人間が暮らす幸福で平和な地球が一番いいなぁと改めて思った。

アインシュタインは好きだ、ものすごく尊敬をしているが私は事実が良いので過度な美化をしない。福山もハンサムかもしれないが、だからと言って彼が世界の常識や基準を変えてしまうような事をしたわけでもないし。
まあ…科学は、まだまだ神には程遠い能力しかない。いまだに地震すら予知できないのだし、とかくマスコミのいいかげんさが目立つ番組だが、エンターテイメントとしては、やはり楽しいと思う。放送禁止用語のピーが入る時はだいたい何を言いたいかすぐに理解出来るので、余計に笑える。

結局は宗教も科学も時代に振り回されてきた事だけは事実だ。
どちらが正しいという内容ではない。