20150616 曇り後雨

鶯の声
雨音に
静けさ
雨の音
そして
静寂と
平和に

全てが
今までなかった時間

時間持ちになった

結構毎日充実している。


適当に中古で購入した有名な映画。ほとんど知らないまま購入した、なんでこの映画が評判良いかも知らなかったが、どうも物語の内容は聖書から影響を受けた有名な物語らしい。
勿論そんな事は観た初めはなんにも知らない私だが妙に惹かれた、途中でハタリと気がついた。アスラン=神 ナルニア=エデン 妖精=異宗教の神 現代からナルニアにきた子供達=神の奇跡で突然現れた王と王女
こんな感じだろうか?

聖書では信仰は子供のようでならなくては いけないので、主人公は子供達=子羊 アスランはライオン=神の王者 とまあ、こういう設定は聖書の解釈と同じ。勇者も信じるしか脳がないという勇者達である。アスランの国を憧れている=神の世界

なんとなく観ていると、途中で あれ?これは聖書だと簡単に気がつく。

そこに出てくる子供達の中に性格が悪い?ドラゴンに変身する子供がいる。
だが、アスランが変身させたドラゴンだから、性格は人の時より、ものすごく良い。
ここら辺がとても聖書らしい楽しい変身のしかただ。だがドラゴンは悪魔の象徴である。

ストーリーは、魔法の島へ魔法を解き放つために 主人公達とナルニアの王が船で島までいく冒険だが、そこで物語を読むたびに善と悪を学ぶ事ができる内容になっている。 だが、三作目は善と悪はより複雑な設定になっている。こういうところが、日本人には理解しずらいかもしれない。
日本人は理不尽に人が死ぬ事に耐えられない文化を持っている。 対局に
西洋では理不尽さとは、神が与えたもので、死にすら与えられたものと解釈する。文化の違いだか、だから あっさり人が死ぬ事になる物語だ。

そこに日本人ならではの感性なら間違いなく違和感を感じるだろう。なんで???と思うに違いない、葛藤すらするだろうなーと思う。
神の文化解釈が全然違うのがストーリーで、よくわかる。
結局は、性格の悪い子供?が神の力と神話が真実である事を、知り心の戒心を初めて、体験で、できるようになるのだ。

そうした意味では、結構深い善と悪を理解できる内容になっている。

日本にこうした物語をかいたものはない。手塚治虫が挑戦したが、悪いが駄作としかいえないぐらいナルニア物語のほうが 遥かにレベルは高い。
第一に子供達に理解しずらかった手塚治虫ブッダ、宗教がエンターテイナーな内容になった時に、あらゆる年代に理解できる内容でなくては、いけない。ナルニア物語が成功しているのは、たとえばなしだからだ。

聖書を知らなくても
ファンタジーとして形を変えて、沢山の人に感動を与えると 改めて思ったりした。
私は、結構脇役悪ガキのユースチスが気に言っている。

ユースチスみたいな、こうした人は世の中に沢山いる。
だが…アスランはユースチスを選んだのは、ドラゴンになると正義と友情の為に、戦う勇気ある素晴らしい精神を持っている子供だからだと思う。
このドラゴンならという条件がとても面白く神様らしい。
欠点だらけに見える脇役のユースチスが、とても可愛い。