病院

入院二日目
熱は下がった。
声もかなり出せる状態まで回復
だが、テレビを見る気持ちには、まだなれないらしい。
新聞を読みたいとか
そういう気持ちもない。睡眠の欲求と食欲は出ているし、冗談や相手を思いやる気持ちも回復している。会話もなんとか
出来るようになった。一時はどうなることかと考えたが…安静な状態で二日目を迎えた。

…良かった。

追記

また、身体を動かしてベッドから転落
頭部を2センチ打撲にて切る。身体拘束に了解する、明日は面会に決定した。
精神薬は最終的に最悪の場合にと判断
老人には一般的な薬も命とりだから使える薬は少ない。
看護婦さんに言われなくても、理解出来るようになった。

多分、拘束された次の日はかなり機嫌が悪いだろうが、面会に行かなくては本人も安心しないだろう。 当たり散らしてもいいから、自己開示を促すようにしたい。
それにしても、徘徊気味の時期はベッドからの落下はかなり増えるなぁ。
車椅子で少し移動したりして気分を紛らわせようかな?

多分一人で寝ているのに飽きたのかもしれない。
疲れるような刺激や運動がないぶん、夜は睡眠が出来ないから、妄想や幻覚や幻聴などが進行しなければいいのだが…
環境が変わると、老人のストレスはものすごく高いからこれは想定内だ、仕方ないなぁ。多分冬になると少し安定するかもしれないし。